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環境情報

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ホテルニューオータニ(東京)
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり

ENVIRONMENT, SAFETY & COMFORT

ホテルニューオータニ(東京)が取り組んできたハイブリッドホテルプロジェクトとは、環境に"やさしい"とお客さまの"うれしい"を両立させること。つまり、耐震性能などの安全性を高めることや、CO2の削減など環境負荷を減らすことが、大切な「おもてなし」 であるという考えです。「満足」を超えた「感動」のサービスを目指す私たちは、これからも地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくりを推進してまいります。

ホテルニューオータニ サステナビリティコミットメント

SDGsの取り組みについて詳しくはこちら

省エネルギー

業界初「カーボンオフセット都市ガス」導入

カーボンオフセット都市ガスのロゴ画像

東京ガスとの協働により「カーボンオフセット都市ガス」をホテル業界で初めて導入、5年間で約35,000tのCO2削減を実現します。また『カーボンオフセット都市ガスバイヤーズアライアンス』を東京ガス株式会社を筆頭に各社とともに設立しました。

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独自の空調交換システムAEMS(エイムス)

独自の空調交換システムAEMS(エイムス)

冷房から排出された温風を暖房に、暖房から排出された冷風を冷房に活用し、一人ひとりの快適さと省エネルギーを両立。2003年にホテルニューオータニのグループ会社「NREハピネス」が中心となって独自に開発し、「ザ・メイン」554室と一部の宴会場・レストランに導入しています。エネルギーを高効率に利用して、「ザ・メイン」のエネルギー消費の22.7%、CO2排出量の28%削減をしています。

フルハイトウインドウ

フルハイトウインドウ

抜群の眺望をお楽しみいただける、全面ガラス張りの窓「フルハイトウインドウ」は、熱や紫外線を50%カットする「エコガラス」を導入。 屋内外の温度伝達を抑え、冷暖房の負荷を大幅に減らします。 部屋によっては、バスタブにつかりながら、都心の夜景を楽しむことも可能です。

エコキュート

エコキュート

ヒートポンプ技術を応用し、空気中の熱を利用してお湯をわかす給湯システムで、最も省コスト・省CO2効果が見込める業務用給湯熱源です。夜間電力を活用して、24時間いつでも環境にやさしいお湯をお届けしています。

全館LED化

全館LED化「鶴の間」

ホテル全館のLED化に向けて、1,000名規模の大宴会場「鶴の間」をはじめ、これまで館内約30か所で蛍光灯からLED照明への交換を行いました。これにより年間1,300トンのCO2削減、300万kwhの消費電力削減を達成しています。

オール電化厨房システム

オール電化厨房システム
オール電化厨房システム

ザ・メイン 最上階のビュッフェダイニング「VIEW & DINING THE SKY」のライブキッチンでは、オール電化厨房システムを採用。熱の排出が少なく、空調への負担を軽減し、導入前と比較して、総エネルギー使用量の14.1%、CO2排出量の29.8%を削減しています。

「VIEW & DINING THE SKY」について詳しくはこちら

電気自動車(EV)急速充電器 設置

電気自動車(EV)急速充電器 設置

カーボンニュートラルの実現に向けた電気自動車(EV)普及促進の取り組みとして、ザ・メイン 地下駐車場に、ホテル利用者向けのEV急速充電器を設置いたしました。2台のEVを同時に充電することができ、最短30分、2台同時で最大120kWの充電を行うことが出来ます。

安心・安全

耐震性強化

耐震性強化

取り壊して新築することより、環境にやさしいリニューアルという道を選択した「ザ・メイン」をはじめ、「ガーデンタワー」「ガーデンコート」「新紀尾井町ビル」のいずれも、設計・構造の専門家の調査の結果、震度6強に耐えられる躯体の設計であるとの見解をいただいております。

井水を安全な飲料用に造水する高度処理プラント「井水プラント」

井水プラント

敷地内に豊富な水源を持つホテルニューオータニでは、2009年に導入した高度処理プラントにより、日量最大350tの飲料水を造水。施設内一部の飲料用水として使用しています。
また、この井戸は千代田区の災害時協力井戸としても登録。災害時の水の確保に役立てます。
この350tもの造水能力は、約9,700世帯が3日間過ごすことができる水量に相当します。

コージェネレーションシステム

コージェネレーションシステム

電気と熱(蒸気)を供給する巨大ガスタービン3基を設置しています。災害時や高需要時に自家発電し、安全かつ効率的な電力供給を行います。発電量は最大4,500kwでホテル全体の30%に相当します。

殺菌力と耐久性に優れた「木製受水槽」

木製受水槽

開業以来、お客さまにおいしい水を提供し続けている木製受水槽には、厚さ70mmの米ヒバを使用。ヒバ特有の成分に殺菌効果があり安全な水が供給できます。現在30tから90tまで大小15槽が稼動しています。

リサイクル

中水造水プラント

中水造水プラント

ホテルの厨房から出る1日約500トンの排水からゴミを取り除き、たんぱく質や油分を分解して、きれいな水へとリサイクル。再生された水はホテル内で再び利用され、水道水の節約、川や海の環境保護に役立っています。中水造水プラントでリサイクルされた水は、屋上緑化をはじめとする植物への散水、トイレの洗浄水、洗車用の水などに再利用されています。

生ゴミを100%資源化する「コンポストプラント」

コンポストプラント

ホテルにある数多くの厨房から出る生ゴミの量は1日約3トン。それらすべてが、コンポストプラントで乾燥、発酵され、有機たい肥に。そして、工場でさらに発酵を重ねて、完熟の堆肥へとリサイクルされています。たい肥はレッドローズガーデンなどで使用するとともに、契約している農家にも販売され、そこで育てられた農作物の一部をまたホテルで買い取り、従業員食堂で提供するという、リサイクルの輪が出来ています。現在、たい肥は茨城県・千葉県の契約農家に送られ、お米、じゃがいも、人参、玉ねぎ、生姜、果物などが作られています。お米は「オータニこしひかり」と名付けられています。

緑化促進

屋上緑化

屋上緑化「Red Rose Garden」

宴会場「鶴の間」の屋上約2,500㎡に、約30種2,000株のバラが一面に咲き誇る「Red Rose Garden」をはじめ、合計約6,000㎡のホテル屋上を緑化。太陽光から建物を守りつつ、光合成によってCO2を削減する屋上緑化の効果によって、CO2排出量を基準値より38%削減しています。また、蒸散作用で大気温度を下げる役割も果たし、ヒートアイランド現象の軽減に役立っています。

  • 東京都キャップ&トレード制度2023年公表値

「Red Rose Garden」について詳しくはこちら

ビオトープ

ビオトープ

日本庭園の池から弁慶濠に続くせせらぎにビオトープをつくり、2003年3月に幼虫を放流しました。 夜の暗さを保つために足元灯の一部を替えるなどホタルが生息できる環境を再現。ホタルは水質に敏感で微妙な生態系の上に成り立つ生き物だけに、ホタルの住める環境はまさに都会のオアシスといえます。

ホテルニューオータニ エコガイド

2024年度 地球温暖化対策計画書

このような東京での取り組みを筆頭に、幕張、大阪などのグループホテルでもハイブリッドホテルプロジェクトの考えのもと、環境に対しての取り組みを今後も展開して参ります。