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GARDEN STORY vol.4
2019.01.01

ホテルニューオータニのシンボルとなっている日本庭園。都心にあって都会の喧騒を離れ、心ゆくまで日本情緒にひたることができる安らぎの場所です。

気の良い庭園を散策して
新年のパワーチャージ

富士山を祖山として皇居へと結ぶルートを「龍脈」と呼び、その地中には良い「気」が流れているとされています。ホテルニューオータニ(東京)の日本庭園も、ちょうどその「龍脈」にかかっていることから、「訪れると運気が上がるパワースポット」と言われていますが、そもそも「龍脈」には本当に良い「気」が流れているのでしょうか?

歴史を遡ってみたところ、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の高僧であり、徳川家康とも親交の深かった天海が、土地に様々な細工をして、富士山や秩父山系からの力強い「気」を江戸に集めたそうです。その「気」の終着点が江戸城(現在の皇居)であったことから、今も富士山から皇居を結ぶこのルートには強いパワーがあり、周辺を訪れるだけでも、良い「気」をもらえるのだそうです。

日本庭園

また、土地は訪れた人々の「気」を記憶するとも言われています。1964年の開業以来、この庭園は5万組以上のご成婚を祝福し、毎年の結婚記念日やお子さまの誕生日、お宮参り、七五三など、たくさんのご家族の喜びの瞬間に寄り添ってきました。そのような幸せの「気」が、さらなる幸せを招くのかもしれません。

そして、自然に触れることも浄化やエネルギーチャージにつながります。1974年にガーデンタワーを建設した際、赤坂側と四ッ谷側の5階層分の高さの違いを活かして設けた落差6メートルを超える「大滝」は、屛風のように落ちる水からのマイナスイオンが、清々しい気持ちにさせてくれる場所です。池泉回遊式の庭園内にはいつも湧き水が巡回し、周囲を包み込む優しい緑、気持ちの良い風、あたたかな光と相まって、良質な「気」が満ちあふれています。

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